構造化データ
ウェイト: 14点 / 100点 | 根拠レベル: 🟡 研究実証
構造化データは、AIが「推測」ではなく「確定情報」としてコンテンツを理解するための手段です。会社名、記事の著者、公開日、商品価格——これらを機械可読な形式で明示することで、AIの引用精度が大きく変わります。
Conductorの調査では、構造化データのあるページはリッチリザルト・AIスニペットに2〜3倍表示されやすいという結果が出ています。
Organization、Article、FAQPage等のJSON-LDマークアップが中心です。実装はコピペレベルで可能なので、技術的なハードルは高くありません。
公式見解・調査データ
評価項目
構造化データマークアップ
4点チェック方法: JSON-LDに加え、Microdata(itemscope/itemtype)およびRDFa(typeof)も検出対象
根拠: Conductor研究(リッチリザルト2-3倍)
💡 改善: JSON-LD形式で構造化データを追加してください。Googleの構造化データマークアップ支援ツールが便利です。
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "Organization",
"name": "会社名",
"url": "https://example.com/"
}
</script>Organizationスキーマ
3点チェック方法: @type: Organizationの検出
根拠: Google公式サポート型
💡 改善: サイト全体にOrganizationスキーマを追加し、会社名・ロゴ・連絡先を含めてください。
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "Organization",
"name": "株式会社サンプル",
"url": "https://example.com/",
"logo": "https://example.com/logo.png"
}
</script>Article/BlogPostingスキーマ
2点チェック方法: @type: ArticleまたはBlogPostingの検出
根拠: Google公式サポート型
💡 改善: ブログ記事にはBlogPosting、ニュース記事にはNewsArticleスキーマを追加してください。
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "BlogPosting",
"headline": "記事タイトル",
"datePublished": "2026-04-01",
"dateModified": "2026-04-15",
"author": {
"@type": "Person",
"name": "著者名"
}
}
</script>FAQPageスキーマ
1点チェック方法: @type: FAQPageの検出
根拠: Google公式(rich resultsは政府・医療サイトに限定)
💡 改善: FAQコンテンツがある場合はFAQPageスキーマを追加してください。リッチリザルトは限定的ですが、AI解析には有用です。
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "FAQPage",
"mainEntity": [{
"@type": "Question",
"name": "料金はいくらですか?",
"acceptedAnswer": {
"@type": "Answer",
"text": "基本プランは月額5,000円です。"
}
}]
}
</script>追加スキーマ
2点チェック方法: Product/BreadcrumbList/LocalBusiness/Personの検出
根拠: Google公式サポート型
💡 改善: ページの内容に応じて適切なスキーマを追加してください。各1点、上限2点。
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "BreadcrumbList",
"itemListElement": [
{"@type": "ListItem", "position": 1,
"name": "ホーム", "item": "https://example.com/"},
{"@type": "ListItem", "position": 2,
"name": "ブログ", "item": "https://example.com/blog"}
]
}
</script>datePublished/dateModified
2点チェック方法: JSON-LD内の日付フィールド検出
根拠: Google公式 publication-datesガイド
💡 改善: 記事にはdatePublishedとdateModifiedを必ず含めてください。AIは鮮度を重視します。
"datePublished": "2026-04-01",
"dateModified": "2026-04-15"よくある間違い
❌ 構造化データはSEO上級者向けで難しい
JSON-LDはコピペで実装できます。Googleの構造化データマークアップ支援ツールを使えば、フォームに入力するだけでコードが生成されます。WordPressならプラグインで自動挿入も可能です。
❌ FAQPageスキーマを入れればリッチリザルトが表示される
2023年以降、GoogleはFAQPageのリッチリザルト表示を政府・医療サイトに限定しました。ただし、スキーマ自体はAIがFAQ構造を理解する手がかりとして依然有用です。
❌ 構造化データを入れれば検索順位が上がる
構造化データは直接的なランキング要因ではありません。しかし、AIがコンテンツを「推測」ではなく「確定情報」として理解できるようになり、引用精度が向上します。
ページ種別ごとの注意点
Organizationスキーマが必須。会社名・ロゴ・連絡先を含め、サイト全体の信頼性の基盤にする。
Article/BlogPostingスキーマにdatePublished・dateModified・authorを必ず含める。AIは鮮度と著者情報を重視。
Productスキーマで価格・在庫・レビュー情報を構造化。BreadcrumbListでカテゴリ階層も明示。
LocalBusinessスキーマで住所・営業時間・電話番号を構造化。Googleマップ連携にも効果的。