著者情報・更新日の設定方法|SEOとAI検索に効く信頼性の高め方
「著者情報を入れたほうがいい」「更新日を正しく設定すべき」——SEO記事でよく見るアドバイスですが、具体的に何をどう書けばいいのか迷っていませんか。
著者情報と更新日は、Googleが提唱するE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)の中でも「信頼性」に直結する要素です。検索結果での日付表示にも影響し、AI検索エンジンがコンテンツの信頼度を判断する際にも参照している可能性があります。
この記事では、著者情報の書き方から構造化データの実装、更新日の正しい設定方法、プラットフォーム別の手順、よくある間違いまで、読み終わったらすぐ実装できる状態を目指します。
著者情報・更新日の設定状況を含むAI検索対応度を確認したい方は、無料診断ツールで自動チェックできます。
なぜ著者情報・更新日が重要なのか
著者情報と更新日が重要な理由は3つあります。
1. GoogleのE-E-A-T評価に直結する
Googleの検索品質評価ガイドラインでは、「誰がコンテンツを作成したか」を信頼性評価の重要な要素としています。著者が明示されていないコンテンツは、専門性や権威性の判断材料が不足します。
2. 検索結果の日付表示に影響する
Googleは検索結果にbyline date(記事の日付)を表示します。Google公式ドキュメントによると、構造化データのdatePublished/dateModifiedとページ上の可視的な日付の両方を参照して、表示する日付を決定します。
3. AI検索エンジンの信頼性判断
ChatGPTやPerplexityなどのAI検索エンジンは、回答の根拠として引用するソースを選ぶ際に、コンテンツの鮮度や著者の専門性を考慮している可能性があります。明確な著者情報と適切な日付設定は、AI検索での引用可能性を高める要因の一つと考えられます。
| 要素 | SEOへの影響 | AI検索への影響(推定) |
|---|---|---|
| 著者名の明示 | E-E-A-T評価の材料 | 信頼性判断の参考 |
| プロフィールページ | 著者の権威性を補強 | 専門性の裏付け |
| datePublished | 検索結果の日付表示 | コンテンツ鮮度の判断 |
| dateModified | 更新日の表示 | 情報の最新性の判断 |
著者情報の書き方——何を載せるか
著者情報として記載すべき要素を優先度順に整理します。
必須要素
- 著者名(個人名 or 組織名)
- 著者の肩書き・専門分野(例: 「SEOコンサルタント」「Webマーケティング歴10年」)
- プロフィールページへのリンク
推奨要素
- 顔写真 or アバター画像
- SNSアカウントへのリンク(X、LinkedIn等)
- 関連する資格・実績
- そのトピックに関する経験の記述
記事内での表示位置
著者情報の表示位置は、記事の冒頭(タイトル直下)または末尾が一般的です。
<!-- 記事冒頭の著者表示例 -->
<article>
<h1>記事タイトル</h1>
<div class="author-byline">
<img src="/images/authors/tanaka.jpg" alt="田中太郎" width="40" height="40">
<div>
<a href="/about/tanaka">田中太郎</a>
<span>SEOコンサルタント・Web制作歴12年</span>
</div>
<time datetime="2026-05-09">2026年5月9日公開</time>
</div>
<!-- 記事本文 -->
</article>
プロフィールページに載せるべき情報
著者のプロフィールページは、Googleが著者を識別・評価するための重要なページです。以下を含めましょう。
- フルネーム
- 専門分野と経歴の説明
- 過去の執筆記事一覧
- 外部プロフィールへのリンク(LinkedIn、X等)
- 連絡先情報(メールアドレス等)
- 顔写真
プロフィールページのURLは/about/著者名や/author/著者名のように、サイト内で一意のURLを設定します。このURLを記事の著者リンクとして使い、構造化データのauthor.urlにも指定します。
監修者表記の具体例——YMYL分野での信頼性確保
YMYL(Your Money or Your Life)分野では、執筆者だけでなく監修者を明示することで信頼性が向上します。分野別の表記例を紹介します。
医療分野:
<div class="reviewer-box">
<p>医学監修: <a href="/about/dr-yamada">山田一郎</a></p>
<p>消化器内科専門医・医学博士 / 臨床経験20年</p>
</div>
法律分野:
<div class="reviewer-box">
<p>法律監修: <a href="/about/attorney-sato">佐藤二郎</a></p>
<p>弁護士(東京弁護士会所属)/ 企業法務・知的財産権専門</p>
</div>
金融分野:
<div class="reviewer-box">
<p>監修: <a href="/about/fp-suzuki">鈴木三郎</a></p>
<p>1級FP技能士 / CFP®認定者 / 金融機関勤務15年</p>
</div>
監修者を構造化データに含める場合は、まずHTML上で可視化することが最優先です。構造化データはGoogle公式が案内するauthor / datePublished / dateModifiedを主軸にしてください。reviewedByはschema.org上の語彙ですが、Googleの明示的サポートは限定的です。
著者情報がない場合の代替策
個人名を出せない場合でも信頼性を示す方法はあります。
1. 組織名義(編集部名義)で発信する
"author": {
"@type": "Organization",
"name": "○○メディア編集部",
"url": "https://example.com/about"
}
組織名義の場合は、/aboutページで編集方針・メンバーの専門性・品質管理プロセスを説明します。「どういう基準で作ったか」が伝われば一定の信頼性は確保できます。
2. ペンネーム + 実績の蓄積
ペンネームでも、プロフィールページに執筆実績・専門分野を掲載し、一貫した著者として認識されれば問題ありません。Googleは実名を要求していません。
避けるべきパターン:
- 著者名なし・組織名なし(完全に匿名)
- 「管理人」「admin」のような意味のない名前
- 架空の人物プロフィール(発覚時に信頼性が壊滅する)
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著者情報の構造化データ——ProfilePage・Person・Article
著者情報を検索エンジンに正確に伝えるには、構造化データ(JSON-LD)の実装が有効です。
Article構造化データのauthor設定
Google公式のArticle構造化データ仕様では、authorプロパティとして以下を推奨しています。
author.name(著者名)author.url(著者のプロフィールページURL)@type(PersonまたはOrganization)
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "Article",
"headline": "記事タイトル",
"datePublished": "2026-05-09T09:00:00+09:00",
"dateModified": "2026-05-09T09:00:00+09:00",
"author": {
"@type": "Person",
"name": "田中太郎",
"url": "https://example.com/about/tanaka",
"jobTitle": "SEOコンサルタント"
},
"publisher": {
"@type": "Organization",
"name": "サイト名",
"url": "https://example.com"
}
}
Googleが推奨するauthorマークアップのベストプラクティス
Google公式ドキュメントでは、著者マークアップについて以下のベストプラクティスを明示しています。
1. ページに表示されている全著者をマークアップに含める
記事に複数の著者が表示されている場合、全員をauthor配列に含めます。
"author": [
{
"@type": "Person",
"name": "田中太郎",
"url": "https://example.com/about/tanaka"
},
{
"@type": "Person",
"name": "鈴木花子",
"url": "https://example.com/about/suzuki"
}
]
2. 複数著者を1つのフィールドにまとめない
// ❌ 間違い: 1つのnameに複数著者を入れる
"author": {
"name": "田中太郎, 鈴木花子"
}
// ✅ 正しい: 著者ごとに分ける
"author": [
{ "@type": "Person", "name": "田中太郎" },
{ "@type": "Person", "name": "鈴木花子" }
]
3. author.nameには著者名のみを入れる
肩書き、敬称、「投稿者:」などの接頭辞は含めません。それぞれ専用のプロパティを使います。
// ❌ 間違い
"author": { "name": "Dr. 田中太郎(編集長)" }
// ✅ 正しい
"author": {
"@type": "Person",
"name": "田中太郎",
"honorificPrefix": "Dr.",
"jobTitle": "編集長"
}
4. @typeを正しく使う
個人にはPerson、組織にはOrganizationを使います。Thingは使わないでください。
ProfilePage構造化データ
著者のプロフィールページには、ProfilePage構造化データを実装します。これにより、Googleが著者を正確に識別し、記事のauthor.urlと紐づけることができます。
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "ProfilePage",
"dateCreated": "2024-01-15T09:00:00+09:00",
"dateModified": "2026-05-09T09:00:00+09:00",
"mainEntity": {
"@type": "Person",
"name": "田中太郎",
"alternateName": "tanaka_seo",
"description": "SEOコンサルタント。Web制作歴12年。中小企業のSEO改善を専門とする。",
"image": "https://example.com/images/authors/tanaka.jpg",
"sameAs": [
"https://twitter.com/tanaka_seo",
"https://www.linkedin.com/in/tanaka-taro"
]
}
}
ProfilePageの必須プロパティはmainEntityのみです。mainEntity内のname(またはalternateName)が必須となります。
構造化データの基本的な書き方については、構造化データの書き方|JSON-LDの基本からコピペ例・テスト方法までで詳しく解説しています。
更新日・公開日の正しい設定方法
更新日と公開日の設定は、HTML上の可視表示と構造化データの両方で行います。
HTML上での日付表示
Googleは、ページ上にユーザーが見える形で日付が表示されていることを推奨しています。<time>要素を使い、datetime属性にISO 8601形式で日付を指定します。
<!-- 公開日のみ -->
<time datetime="2026-05-09T09:00:00+09:00">2026年5月9日 公開</time>
<!-- 公開日 + 更新日 -->
<div class="article-dates">
<time datetime="2026-03-15T09:00:00+09:00">2026年3月15日 公開</time>
<time datetime="2026-05-09T10:00:00+09:00">2026年5月9日 更新</time>
</div>
ラベルを明示することが重要です。「公開」「更新」「Posted」「Last updated」など、どちらの日付かわかるテキストを添えます。
構造化データでの日付設定
Article構造化データのdatePublishedとdateModifiedを設定します。
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "Article",
"headline": "記事タイトル",
"datePublished": "2026-03-15T09:00:00+09:00",
"dateModified": "2026-05-09T10:00:00+09:00",
"author": {
"@type": "Person",
"name": "田中太郎",
"url": "https://example.com/about/tanaka"
}
}
日付設定のルール
Google公式のByline datesドキュメントに基づく重要なルールです。
| ルール | 説明 |
|---|---|
| ISO 8601形式を使う | 2026-05-09T09:00:00+09:00のようにタイムゾーン付きで |
| 可視日付と構造化データを一致させる | 両者の日付が矛盾しないこと |
| 未来の日付を使わない | 公開予定日ではなく実際の公開日を |
| ページ内の他の日付を最小限にする | 記事内容の日付と混同されないように |
| タイムゾーンを正しく設定する | 夏時間も考慮する |
「更新日だけの更新」は禁止
これは最も重要なポイントです。 内容に実質的な変更がないのにdateModifiedだけを更新する行為は、Googleのガイドラインに反します。
GoogleのByline datesドキュメントでは、日付は「ページが公開または**大幅に更新(significantly updated)**された日」を示すべきとしています。
日付を更新してよいケース:
- 記事の内容を大幅に書き直した
- 新しいセクションを追加した
- 古い情報を最新のデータに差し替えた
- 手順やコード例を現行バージョンに合わせて修正した
日付を更新すべきでないケース:
- 誤字脱字の修正のみ
- 日付だけを変更して「最新」に見せる
- CSSやデザインの変更のみ
- 内部リンクの追加のみ
「実質的変更」の判断基準
「どの程度の変更なら更新日を変えていいのか」は多くの運営者が迷うポイントです。以下で判断します。
更新日を変更してよい変更(実質的変更):
| 変更内容 | 具体例 |
|---|---|
| 情報の差し替え | 「2025年のデータ」→「2026年のデータ」 |
| セクションの追加 | 新しい手順・新機能の解説を追加 |
| 手順の修正 | UI変更に伴い操作手順を書き直し |
| 誤情報の訂正 | 事実誤認を正しい情報に差し替え |
| 大幅な構成変更 | 「読者が得る情報が実質的に変わったかどうか」で判断する |
更新日を変更すべきでない変更(軽微な変更):
| 変更内容 | 理由 |
|---|---|
| 誤字・脱字の修正 | 情報の本質が変わらない |
| 文体の統一 | 読者が得る情報は同じ |
| 画像の差し替え(内容同一) | 見た目の変更のみ |
| 内部リンクの追加・修正 | ナビゲーション改善であり内容変更ではない |
| meta descriptionの修正 | 本文の情報量は変わらない |
判断の目安: 「この変更で読者が得られる情報が変わるか?」がYesなら更新日を変更してよい。Noなら変更しない。
更新日操作のリスク——Googleの対応
内容を変えずに日付だけを更新する行為(freshness abuse)に対して、Googleは以下の対応を取ることがあります。
1. 日付表示の無視
Googleが「この日付は信頼できない」と判断した場合、検索結果に日付を表示しなくなります。日付表示は「信頼できる日付を特定できた場合」に限られます。
2. 検索順位への悪影響
2024年3月のGoogleコアアップデートでは、ユーザーを欺くコンテンツ操作がスパムポリシーに追加されました。日付操作が直接名指しされているわけではありませんが、評価に影響する可能性があります。
3. SEOコミュニティでの観測例
SEOコミュニティでの観測例として、日付だけを更新して一時的に順位が上がっても、数週間後に元に戻るパターンが報告されています。Googleはページの変更をキャッシュ差分で検知できるため、日付だけの変更は長期的に効果がないと考えられます。
安全な運用ルール:
- 更新日を変更する際は、必ず本文にも実質的な変更を加える
- 変更履歴をCMS上で管理し、「何を変えたか」を記録する
プラットフォーム別の設定方法
WordPress
WordPressでは、テーマやプラグインで著者情報と日付を管理します。
著者情報の設定:
<!-- single.php or content-single.php -->
<div class="author-box">
<?php echo get_avatar(get_the_author_meta('ID'), 48); ?>
<div>
<a href="<?php echo get_author_posts_url(get_the_author_meta('ID')); ?>">
<?php the_author(); ?>
</a>
<p><?php the_author_meta('description'); ?></p>
</div>
</div>
構造化データの追加(functions.phpに追加):
function add_article_schema() {
if (is_single()) {
$schema = array(
'@context' => 'https://schema.org',
'@type' => 'Article',
'headline' => get_the_title(),
'datePublished' => get_the_date('c'),
'dateModified' => get_the_modified_date('c'),
'author' => array(
'@type' => 'Person',
'name' => get_the_author(),
'url' => get_author_posts_url(get_the_author_meta('ID'))
),
'publisher' => array(
'@type' => 'Organization',
'name' => get_bloginfo('name'),
'url' => home_url()
)
);
echo '<script type="application/ld+json">' .
wp_json_encode($schema, JSON_UNESCAPED_UNICODE | JSON_UNESCAPED_SLASHES) .
'</script>';
}
}
add_action('wp_head', 'add_article_schema');
推奨プラグイン:
- Yoast SEO: Article構造化データを自動生成(著者情報含む)
- Rank Math: より詳細な構造化データ設定が可能
Shopify
Shopifyではテーマのliquidテンプレートを編集します。
article.liquid での著者・日付表示:
<article>
<h1>{{ article.title }}</h1>
<div class="article-meta">
<span class="author">{{ article.author }}</span>
<time datetime="{{ article.published_at | date: '%Y-%m-%dT%H:%M:%S%z' }}">
{{ article.published_at | date: '%Y年%-m月%-d日' }} 公開
</time>
{% if article.updated_at != article.published_at %}
<time datetime="{{ article.updated_at | date: '%Y-%m-%dT%H:%M:%S%z' }}">
{{ article.updated_at | date: '%Y年%-m月%-d日' }} 更新
</time>
{% endif %}
</div>
{{ article.content }}
</article>
構造化データ(theme.liquidの<head>内):
{% if template contains 'article' %}
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "Article",
"headline": {{ article.title | json }},
"datePublished": "{{ article.published_at | date: '%Y-%m-%dT%H:%M:%S%z' }}",
"dateModified": "{{ article.updated_at | date: '%Y-%m-%dT%H:%M:%S%z' }}",
"author": {
"@type": "Person",
"name": {{ article.author | json }}
},
"publisher": {
"@type": "Organization",
"name": {{ shop.name | json }},
"url": "{{ shop.url }}"
}
}
</script>
{% endif %}
Next.js(App Router)
Next.jsでは、メタデータAPIと構造化データを組み合わせます。
記事ページコンポーネント(app/blog/[slug]/page.tsx):
import { Metadata } from 'next';
// メタデータ生成
export async function generateMetadata({ params }): Promise<Metadata> {
const post = await getPost(params.slug);
return {
title: post.title,
description: post.description,
authors: [{ name: post.author.name, url: post.author.url }],
};
}
// 構造化データコンポーネント
function ArticleJsonLd({ post }) {
const jsonLd = {
'@context': 'https://schema.org',
'@type': 'Article',
headline: post.title,
datePublished: post.publishedAt,
dateModified: post.updatedAt || post.publishedAt,
author: {
'@type': 'Person',
name: post.author.name,
url: post.author.url,
},
publisher: {
'@type': 'Organization',
name: 'サイト名',
url: 'https://example.com',
},
};
return (
<script
type="application/ld+json"
dangerouslySetInnerHTML={{ __html: JSON.stringify(jsonLd) }}
/>
);
}
// ページコンポーネント
export default async function BlogPost({ params }) {
const post = await getPost(params.slug);
return (
<>
<ArticleJsonLd post={post} />
<article>
<h1>{post.title}</h1>
<div className="author-byline">
<img src={post.author.image} alt={post.author.name} />
<a href={post.author.url}>{post.author.name}</a>
<time dateTime={post.publishedAt}>
{formatDate(post.publishedAt)} 公開
</time>
{post.updatedAt && (
<time dateTime={post.updatedAt}>
{formatDate(post.updatedAt)} 更新
</time>
)}
</div>
{/* 記事本文 */}
</article>
</>
);
}
プロフィールページ(app/about/[author]/page.tsx):
function ProfilePageJsonLd({ author }) {
const jsonLd = {
'@context': 'https://schema.org',
'@type': 'ProfilePage',
dateCreated: author.createdAt,
dateModified: author.updatedAt,
mainEntity: {
'@type': 'Person',
name: author.name,
description: author.bio,
image: author.image,
sameAs: author.socialLinks,
},
};
return (
<script
type="application/ld+json"
dangerouslySetInnerHTML={{ __html: JSON.stringify(jsonLd) }}
/>
);
}
よくある間違い7パターン
著者情報・更新日の設定で頻繁に見かける間違いを7つ紹介します。
間違い1: 著者名がサイト名になっている
// ❌ サイト名を著者にしている
"author": {
"@type": "Person",
"name": "○○ブログ編集部"
}
組織が著者の場合は@type: "Organization"を使います。個人が書いた記事なら個人名を入れましょう。「編集部」は曖昧で、E-E-A-Tの評価材料になりにくい表現です。
間違い2: author.urlが存在しないページを指している
author.urlに指定したURLが404を返す、またはプロフィール情報がないページを指しているケースです。リンク先には実際に著者の情報が掲載されている必要があります。
間違い3: dateModifiedがdatePublishedより古い
// ❌ 更新日が公開日より前
"datePublished": "2026-05-09T09:00:00+09:00",
"dateModified": "2026-03-01T09:00:00+09:00"
論理的に矛盾しています。更新日は必ず公開日と同じか、それより後の日付にします。
間違い4: タイムゾーンの指定漏れ
// ❌ タイムゾーンなし
"datePublished": "2026-05-09"
// ✅ タイムゾーン付き
"datePublished": "2026-05-09T09:00:00+09:00"
Google公式ドキュメントでは、タイムゾーンの指定を推奨しています。指定がない場合、Googlebotのタイムゾーンがデフォルトで使用されます。
間違い5: 内容を変えずに日付だけ更新する
SEOのために「最新に見せたい」という動機で、内容に実質的な変更がないのにdateModifiedだけを更新するパターンです。Googleはこれを検知する仕組みを持っており、信頼性の低下につながる可能性があります。
間違い6: 可視日付と構造化データの日付が不一致
ページ上に「2026年5月9日公開」と表示しているのに、構造化データでは"datePublished": "2026-04-01"になっているケースです。Googleは両方を参照するため、矛盾があると正しい日付を判断できなくなります。
間違い7: 著者のプロフィールページにProfilePage構造化データがない
記事側でauthor.urlを指定していても、リンク先のプロフィールページにProfilePage構造化データがないと、Googleが著者を正確に識別する機会を逃します。記事とプロフィールページの両方で構造化データを実装することで、著者情報の紐づけが強化されます。
確認方法——Rich Results TestとDevTools
設定が正しく行われているか確認する方法を紹介します。
Rich Results Test
GoogleのRich Results Testで、構造化データの検証ができます。
確認手順:
- Rich Results Testにアクセス
- 確認したいページのURLを入力
- 「URLをテスト」をクリック
- 結果画面で「Article」や「ProfilePage」が検出されているか確認
- 警告やエラーがあれば修正
チェックポイント:
authorプロパティが検出されているかdatePublished/dateModifiedが正しい形式か- エラー(赤)がないか
- 警告(黄)の内容を確認
Chrome DevToolsでの確認
ブラウザのDevToolsで構造化データの出力を直接確認できます。
1. 対象ページを開く
2. F12(またはCmd+Option+I)でDevToolsを開く
3. Elementsタブで Cmd+F(検索)
4. 「application/ld+json」で検索
5. 該当する<script>タグの中身を確認
Schema Markup Validator
Schema Markup Validatorでは、schema.orgの仕様に準拠しているかをより詳細に検証できます。Rich Results Testでは検出されない構文エラーも発見できます。
Search Consoleでの確認
Google Search Consoleの「拡張」セクションで、構造化データの検出状況とエラーを確認できます。
- Search Consoleにログイン
- 左メニュー「拡張」→ 該当する構造化データタイプを選択
- エラー・警告のあるページを確認
- 修正後に「検証を開始」をクリック
AI検索との関係——補足
AI検索エンジンが著者情報や更新日をどの程度重視するかは公式に確認されていません。E-E-A-Tの基本として設定しておくことが推奨されます。
AI検索対策の全体像については、AI検索対応の基本ガイドで詳しく解説しています。
まとめ
著者情報と更新日の正しい設定は、SEOとAI検索の両方で信頼性を高める基本施策です。
実装チェックリスト:
- 記事に著者名・肩書き・プロフィールリンクを表示している
- プロフィールページが存在し、著者の詳細情報がある
- Article構造化データに
author(name + url + @type)を設定している - プロフィールページにProfilePage構造化データを実装している
-
datePublishedとdateModifiedをISO 8601形式(タイムゾーン付き)で設定している - HTML上に可視的な日付表示がある
- 可視日付と構造化データの日付が一致している
- Rich Results Testでエラーがない
著者情報・更新日の設定状況を含むAI検索対応度を確認したい方は、無料診断ツールで自動チェックできます。構造化データの実装状況、著者情報の有無、日付設定の正確性をまとめてスコアリングします。
FAQ
Q. 著者情報は個人名でなく「編集部」でもいい?
組織として記事を発信している場合は、@type: "Organization"で組織名を著者にすることは可能です。ただし、Googleは個人の専門性を評価する傾向があるため、可能であれば実際に執筆した個人名を記載し、組織はpublisherに設定するのが理想的です。
Q. dateModifiedは毎回更新すべき?
いいえ。内容に実質的な変更があった場合のみ更新します。誤字修正やデザイン変更だけでは更新しません。Googleは「大幅に更新された日」を示すべきとしており、日付だけの更新は信頼性を損なう可能性があります。
Q. 公開日と更新日、どちらが重要?
両方設定するのがベストです。GoogleはdatePublishedとdateModifiedの両方を参照します。検索結果に表示される日付は、Googleが「ユーザーにとって有用」と判断した方が選ばれます。一般的に、更新日がある場合はそちらが表示される傾向があります。
Q. 構造化データだけ入れてHTML上に日付を表示しなくてもいい?
推奨されません。Google公式ドキュメントでは、ユーザーに見える形で日付を表示し、「公開」「更新」などのラベルを付けることを推奨しています。構造化データとHTML表示の両方を設定し、内容を一致させるのが正しい実装です。
Q. FAQPage構造化データと著者情報は関係ある?
直接の関係はありませんが、FAQPage構造化データを含む記事でもArticle構造化データのauthorは設定すべきです。FAQPageの詳細についてはFAQPage構造化データの現状と活用法を参照してください。
この記事の内容、自社サイトではどこまでできていますか?
URLを入力するだけ。会員登録は一切不要です。
AI検索対応度の総合スコア
7カテゴリ100点満点で評価
優先度つき改善ポイントTop3
具体的な修正手順つき
PDF / Markdownレポート
AIに渡して改善提案をもらうことも可能
URLを入力するだけ / 会員登録不要 / 30秒で結果表示
改善ポイント例:
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