テクニカルSEO基盤
ウェイト: 11点 / 100点 | 根拠レベル: 混合(公式/研究/推奨)
AI検索ではコンテンツの質だけでなく、「正しく見つけられ、正しく解釈される」技術基盤が前提になります。Google公式はAI Overviews / AI Modeに特別な新対策は不要で、通常のSEO基盤がそのまま重要と案内しています。
表示速度も軽視できません。Think with Googleのデータでは、モバイルで3秒を超えると53%のユーザーが離脱します。クロール時のレスポンス速度はAIの取得効率にも直結します。
canonicalの乱れやnoindexの誤配信は、AI引用の前提そのものを壊します。このカテゴリは地味ですが、他のすべてのカテゴリが機能するための土台です。
公式見解
“There are no additional requirements to appear in AI Overviews or AI Mode. It's automatically considered as long as a page is indexed by Google.”
“53% of mobile site visits are abandoned if a page takes longer than 3 seconds to load.”
評価項目
HTTPS
2点チェック方法: URLスキームがhttpsかどうか
根拠: Google SEOガイド
💡 改善: SSL証明書を導入してHTTPS化してください。Let's Encryptで無料で取得できます。
XMLサイトマップ
3点チェック方法: /sitemap.xmlの存在と取得可否
根拠: Google SEOガイド
💡 改善: sitemap.xmlをルートに配置し、主要ページを含めてください。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9">
<url><loc>https://example.com/</loc></url>
<url><loc>https://example.com/about</loc></url>
</urlset>応答速度
0点チェック方法: 参考値(スコアに含まない)。Lambda→サイト間の簡易計測であり、ユーザー体感速度と異なるため
根拠: 業界ベストプラクティス
💡 改善: サーバー応答時間を1秒以下に。画像最適化、CDN導入が効果的です。※Lambda→サイト間の簡易計測であり、Core Web Vitalsやユーザー体感速度とは異なります。
canonical URL
2点チェック方法: link rel="canonical"の存在
根拠: Google SEOガイド
💡 改善: 重複コンテンツを防ぐため、各ページにcanonical URLを設定してください。
<link rel="canonical" href="https://example.com/page">言語宣言
2点チェック方法: html要素のlang属性
根拠: 業界ベストプラクティス
💡 改善: <html lang="ja">のように言語を宣言してください。
<html lang="ja">X-Robots-Tag確認
2点チェック方法: HTTPレスポンスヘッダーにnoindex/nosnippetがないか
根拠: Google公式: meta robotsと同等の制御
💡 改善: サーバー設定でX-Robots-Tagが意図せず設定されていないか確認してください。
よくある間違い
❌ 表示速度はAI検索には関係ない
AI検索エンジンもクロール時にレスポンス速度を考慮します。遅いページはユーザー行動指標が悪化し、間接的にAI引用の評価にも影響します。Think with Googleのデータでは3秒超で53%が離脱します。
❌ canonical URLやX-Robots-Tagは後回しでいい
canonicalの乱れは重複コンテンツ問題を引き起こし、AIが正しいページを特定できなくなります。X-Robots-Tagでnoindexが誤配信されると、AI検索からも完全に除外されます。技術基盤は最初に整えるべきです。
ページ種別ごとの注意点
HTTPS化とcanonical設定は必須。ブランド検索でAIに参照される基盤ページなので、技術的な不備がないことを最優先で確認。
XMLサイトマップへの登録漏れとnoindex誤設定に注意。記事数が多いサイトほどサイトマップの網羅性が重要。
商品ページのcanonical崩れ(パラメータ違いの重複URL)が頻発しやすい。フィルタやソート条件でURLが変わる場合は特に注意。
lang宣言で対象言語を明示し、多言語対応の場合はhreflangも設定。ローカルページごとのnoindex誤配信に注意。